● 大山阿夫利神社(おおやまあふりじんじゃ)

 創建は、崇神天皇の代、紀元前97年ごろと伝えられています。関八州、西に大山、東に筑波と
いわれた大山は、東丹沢南端にそびえ、 古くから山にかかる雲により、庶民の天気予測に、また
海上の船からは位置を知る山アテ(目印) として仰ぎみられ、信仰されてきました。

主祭神は

大 山 祇 神
(おおやまずみのかみ)
大雷神
(おおいかづちのかみ)
高 お か み の 神
(たかおかみのかみ)
の三神です。

さらに

鳥 の 石 楠 船 神
(とりのいわくすぶねのかみ)
も合祀されています。
源頼朝は、天下泰平、武運長久を祈念し自分の太刀を奉納しました。  この事は、後に大山講の納め
太刀の慣わしに発展しました。  問い合わせ先:阿夫利神社:0463-95-2006


● 大山寺 雨降山大山寺(おおやまでら うこうさんだいさんじ)
 
大山の参道、女坂のちょうど中間にあり、大山のお不動さんとして親しまれています。
大山ケーブルの中間駅「不動前」下車。

  総欅(けやき)造りの本堂は、重みのある永い時を伝えています。 奈良東大寺の別当
良弁僧正が天平勝宝7年(755年)に開基したものと伝えられ、関東三大不動
(他は、高幡不動、成田不動)の一つで す。
 国の重要文化財になる不動明王像は、願行上人が日本で初めて、鉄で鋳造したもので
昭和3年に国 宝に指定されています。目には水晶がはめ込まれ、私たちを厳しく見つめます。
また高さ11メート ルの宝篋印塔は、天下無双の当山のシンボルです。
 第三世に弘法大師空海が名を連ねていて、女坂を登って行くと、お不動さんの手前で
橋を渡り、 杉木 立を登る左側に大きな弘法大師爪彫り地蔵があります。
  相模、安房、上総の三国を寺領とした聖武天皇の勅願寺。 
源氏、足利氏、北絛氏、徳川氏とその尊崇厚く、代々にわたり寺領が寄進されてきました。 
問い合わせ先: 大山寺:0463-95-2011


● 茶湯寺(ちゃとうでら)

 人は死んだ後、百日経つと先祖の仲間にはいると言われています。従って、百一日目には各家庭の
仏壇の正式な一員となります。それを拝んでいただくところが茶湯寺です。

百一日参りって?

 「仏説地蔵菩薩発心因経十王経」によると死者の一人一人は死語七日に一度づつ閻魔大王の裁判にかけられる。その都度、弁護に立つのが地蔵尊であり、この世の近親者は一心に極楽浄土に行く事が出来るようにいのるのである。
 六道をたどって百一日目に霊魂の世界に入り先祖の仲間入りをするとされています。このときの供養は、菩提寺ではなく近親者によって茶湯寺へ参拝し「お茶湯供養」をして、人道から天道以外への転落を修正してもらえる様に依頼するのが、百一日参りとして一般に広がりました。

注意!
百一日茶湯供養が度々行われています、静かに訪れてくださいね。

 

伊勢原市内の名所案内
 
歴史的に特に著名な、奈良東大寺の良弁僧正、弘法大師、源頼朝、太田道潅
権田直助、またその他数多くの偉人達が、大山とその周辺、伊勢原市内に大きな
足跡を残しています。

● 日向薬師
● 石雲寺
● 浄発願寺
● 岡崎城趾
● 比々多神社 (上粕屋 子易明神)
● 太田道潅の墓(上粕屋 洞昌院)
● 太田道潅の墓(下糟屋 大慈寺)
● 比々多神社(三ノ宮 比々多神社)
● 高部屋神社(下糟屋 高部屋神社)


(このページの内容は大山旅館組合様の情報を基に作成しています)

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